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それでは、具体的な方法について説明しよう。本研究では冒頭に示したリサイクルの流れをこのようにモデル化した。ここでは第一にリサイクルシステムの経済性の確保を考えるので、お金の流れおよび物量の流れを考える。自動車メーカーが生産したクルマは市場を介して使用済み自動車となると解体用車両価格Cdにより解体業者に引き取られる。ここで解体業者は部品のリサイクルおよび、廃車ガラをシュレッダー業者に売る(実際にはシュレッダー業者に買い取ってもらうという逆有償が一般となっている)ことにより利益を挙げることができる。次に、シュレッダー業者では鉄のリサイクルおよび非鉄のリサイクルにより収益を得て、埋立費用Clを支払って最終処分を行っている。このモデルでは、現状でリサイクルシステムの問題となっている鉄スクラップの単価をKm 、埋立処分費用をClという可変変数にすることであらゆる状況に対応できるように配慮してある。まずは、このモデルで適正なCd、Csの値を求めることにより、リサイクルシステムの経済性が保たれる最適解を導出する。

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