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もう一つの理由として、かつては1トン当たり2万円以上した鉄スクラップ価格の下落が挙げられる。円高や長引く不況により国内でだぶついている鉄スクラップを韓国･台湾などへ低価格で輸出せざるを得ないなど、グラフのように98年頃から鉄スクラップ価格は急速に下落し、今年の夏には7000円を割りこみ戦後最安値を更新するなど最悪の状態となっており、シュレッダー業者の採算が合わなくなっているのである。